糖尿病食は、血糖値をコントロールして糖尿病の症状を抑える効果が高いと言われています。
また、摂取カロリーが低いので、糖尿病食を続けていると体重が減ってきます。
これは、カロリーを控えて食事内容を見直したことで、蓄積していた脂肪が落ちたからです。
糖尿病にかかる人の傾向を見ると、脂肪が溜まって肥満体形になってしまっているケースが多いようです。
脂肪にも皮膚のすぐ下につく皮下脂肪と、腸などの内臓周辺につく内臓脂肪がありますが、特に糖尿病と関係が深いのは内臓脂肪です。
この内臓脂肪は、臓器を支える役割を持っていますが、過剰に蓄積すると、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病の原因の一つになると言われているのです。
そのため、糖尿病食で内臓脂肪が減るのは、糖尿病の改善だけではなく、その他の生活習慣病の予防にもなるので、とても良いことです。
しかし内臓脂肪はすぐに蓄積するわりには、落とすとなるとそう簡単にはいかないのが特徴です。
糖尿病食だけでもある程度までは落ちますが、糖尿病を改善できるレベルまで落とすのは無理でしょう。
そこで、さらに内臓脂肪を落とすために運動も行いましょう。
特にジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、効率的に脂肪を燃焼させます。
糖尿病などの生活習慣病は、過食や運動不足などからくる肥満が大きな要因の一つと言われています。
食生活については糖尿病食に替えることで改善し、運動不足は有酸素運動を日々の生活に取り入れることで解消しましょう。