糖尿病の治療をしている人は、1日3回の糖尿病食以外は間食をしないのが望ましいのですが、場合によっては少量であれば食べても良いでしょう。
それはストレスが溜まりそうになった場合です。
糖尿病の人は、食事制限のためにお腹が空いてイライラすることもあります。
その状態が長く続くと、やがてストレスへと変わり、かえって体に良くありません。
ただし空腹を我慢できたとしても、その分を大量に食べてしまうのでは、糖尿病食を取り入れている意味がなくなります。
食事を適切な量に抑えるために間食が必要と考える場合もあるのです。
いずれにせよ、一日当たりに必要なカロリー量を超えないようにすることが重要です。
間食をした分は糖尿病食の量を減らさなければいけません。
また、間食で何を食べるかも重要で、できればお菓子よりもフルーツの方が良いでしょう。
糖尿病食では摂取できる食品の単位数が決まっているので、その範囲でフルーツを間食にするのが理想的です。
お菓子類が食べたい場合には、スナック菓子やケーキなどは血糖値を上げてしまうので避けてください。
お菓子の中では、おせんべいなどは、糖分は少ないですしカロリーも低いので食べても良いでしょう。
糖尿病食を取り入れている人は、間食でも糖分は控えた方が良いのですが、どうしても少し甘いものを口にしたいこともあるでしょう。
その場合には、あまり血糖値を上げないオリゴ糖や人工甘味料を使用したお菓子など、カロリーの低いお菓子にしてください。
糖尿病食では、我慢をしなければいけないことも数多くありますが、少しでも食生活を楽しむことができるように工夫していきましょう。
